Welcome

赤塚ゼミでは、多様な子どもが、「自分らしく、その力を最大限に発揮できる育ち」を支えることのできる保育教諭の育成を目指しています。

そのために、困難を有する人の役に立ちたいという熱意と、自分にできることを一生懸命に取り組む誠意のある学生を募集します。

研究活動

特別な教育的配慮を要する子どもの学習支援
知的障害・LD(学習障害)を中心に、ひらがなや漢字の読み書きに困難を示す子どもたちの学習支援方法について研究しています。

小学校に入学すると、ひらながの読み学習は国語科の中で開始されますが、これと並行して、他の教科や学校生活では当たり前のようにひらがな文字から情報を得ることが求められます。
ひらがなの読み学習は、ある年齢になったら急にできるものではなく、その土台となる力が必要です。
その土台となる力を、幼児教育の中で、遊びを通じて身につくような支援方法を研究しています。

また、ひらがなの読み書き学習が進むにつれて、漢字の読み書き学習が始まります。
繰り返し書いて覚える以外に、その子どもに適した支援方法を見つけ、努力が成果に結びつく学習体験につなげるための研究をしています。
読み書き困難児の予防的支援プログラム(静岡県幼児教育センターとの協働)
 幼児教育から小学校教育への円滑な移行は、子ども達の健全な育ちを保障する上で、重要な課題のひとつです。しかしながら、生活や遊びを通して学ぶスタイルの幼児教育から、決められた時間割に基づく教科学習が主流の小学校教育への移行は、課題が大きいとされています。
 そこで、これまでの研究成果に基づき、就学前児を対象に、小学校入学初期における学習のつまずきを予防するための支援法の開発に取り組んでいます。この研究は、令和4年度より静岡県教育委員会との協働で進めています。